2026年7月26日21時、TBS日曜劇場「VIVANT」第2シーズンがついに放送スタートしました。初回(第11話)の世帯平均視聴率は18.8%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)で、今夏の民放連続ドラマトップの好発進です。放送前から最大の注目を集めていたのが、公安警察・野崎守(阿部寛さん)の動向でした。この記事では、初回で見えた野崎の描かれ方と、前作から残された謎、そして味方説・裏切り者説の両面をまとめます。
ピク【結論】初回11話の野崎守は「乃木の協力者」として登場


結論から書きます。第11話の野崎守は、乃木憂助の敵ではなく協力者として描かれました。放送前に広がっていた”野崎悪人説”は、初回時点では表面化していません。
初回では、テントへの潜入作戦に参加していた別班員5名が何者かに拉致される事態が発生します。乃木は野崎とコンタクトを取り、拉致された別班員の親族保護について打ち合わせ。さらにバルカへ向かう乃木に対し、野崎は空港でベキたちの遺骨を手渡し、助言を送りました。視聴者からは「乃木さんと野崎さんだけはしっかり仲間でいてほしい」といった声が上がっています。
(参照:MANTANWEB「VIVANT:悪人説あった”野崎”阿部寛と”乃木”堺雅人の名コンビ復活に視聴者喝采」)
ただし、前作から持ち越された野崎の謎は、初回では回収されていません。ここからは未回収の論点を整理します。
野崎守(阿部寛)とは?役職と役どころ
野崎守は、警視庁公安部外事第4課に所属する警視です。豪快かつ頭脳明晰で、乃木憂助(堺雅人さん)の良きライバルであり協力者という位置づけになっています。
(参照:リアルサウンド「『VIVANT』シーズン2、”公安”4課・野崎守(阿部寛)のビジュアル公開」)
※公安部の「外事第4課」は、実在の警視庁組織には公表されていない部署名です。ドラマ内の設定として押さえておきましょう。
詳しいキャストや相関関係はVIVANT2キャスト一覧とVIVANT2相関図にまとめています。野崎の特徴は「公安という表の組織にいながら、別班にもテントにも接触してきた」点です。この立ち位置が、味方説と裏切り説が同時に語られる理由になっています。



前作で残された野崎の謎3つ


前作終了時点で野崎守に残された謎は、大きく3つあります。
1つ目は「ジャミーンが野崎にだけ懐かなかった理由」です。第8話で、退院したジャミーン、薫(二階堂ふみさん)、ドラム(富栄ドラムさん)が神田明神を参拝した場面。祝福に駆けつけた野崎に対し、人の善悪を直感的に見抜けるとされるジャミーンは警戒した様子を見せました。野崎自身も「まだダメか」と苦笑いしています。乃木・薫・ドラムには懐いていたため、野崎への反応だけが浮いていました。
2つ目は「最終回ラストの意味ありげな笑み」です。群衆の中を進む乃木の背後に野崎が現れ、ニヤリと笑うカットで前作は幕を閉じました。この表情の意図は説明されていません。
3つ目は「公安内部にテントのモニターがいた問題」です。前作最終回で、公安の新庄(竜星涼さん)がテントのモニターだったことが判明しました。さらにモニターとの通信履歴には「JAPAN」と書かれたIDが3つあり、新庄以外にあと2人いる計算になります。野崎の直属組織である公安に内通者が複数いる以上、野崎の情報がどこまで安全だったのかは不明のままです。
(参照:MANTANWEB「解説:「VIVANT」残された謎 野崎守は”本当の味方”なのか? キャラビジュ背景で放送前から考察も」)
野崎守=味方説の根拠
味方説の最大の根拠は、初回11話での行動です。乃木の要請に応じて別班員の親族保護に動き、バルカへ発つ乃木に遺骨を渡して送り出しました。敵対勢力なら取らない行動です。
加えて、公式のキャラクター紹介でも野崎は「乃木の良きライバルであり協力者」と明記されています。前作でも、野崎は北京大使館時代に亡くした後輩の話を乃木に語り、任務が終わったら薫のもとへ戻るよう促す場面がありました。組織の論理だけで動く人物ではない、という描写です。



野崎守=裏切り者説の根拠
裏切り者説の根拠は、前作で残った3つの謎がそのまま未回収である点です。とくにジャミーンの反応と最終回ラストの笑みは、初回では説明されていません。
また、公安内部に「JAPAN」IDのモニターが残り2人いる以上、野崎自身がその1人である可能性を否定する材料はまだ出ていません。MANTANWEBの解説も、乃木にとって野崎が「本当の味方」なのかは現時点では断定できないという結論にとどめています。
制作側が「本当の味方なのか?」という問いを放送前から立てさせている構図そのものが、ミスリードの可能性を含んでいます。2クール(半年間)という長尺のなかで、野崎の立場が動く展開は十分にあり得ます。
キャラビジュ「背景の色」が示すもの
第2シーズンのキャラクタービジュアルで考察の的になったのは、表情ではなく背景の色です。
放送前に公開された総勢16人のビジュアルを比べると、乃木・ドラム・太田・黒須(松坂桃李さん)、OHMさん演じる新キャラは青空や明るめの色。一方、新庄やアリ(山中崇さん)は真っ暗な背景。そして野崎、長野専務(小日向文世さん)、宮下今日子さん演じる新キャラは夕暮れや少し暗めの色が使われています。野崎のビジュアルは、夕景を背に横顔を見せる構図です。
SNSでは「空の色なにか関係あるのか…?!」「背景の昼と夕方で敵か味方かになってるの…?」といった反応が出ました。色だけで敵味方を判断するのは早計ですが、野崎が「明るい側」でも「真っ暗な側」でもない中間に置かれている点は示唆的です。
(参照:MANTANWEB「解説:「VIVANT」残された謎 野崎守は”本当の味方”なのか?」)
別班・テント・公安における野崎の立ち位置
VIVANTの世界は、自衛隊の非公然組織「別班」、国際テロ組織「テント」、そして「公安警察」の三勢力で構成されています。野崎はこの中で唯一、表の組織に所属する人物です。
第2シーズンではテントが解体された後の世界が描かれます。三勢力の力関係が再編されるなかで、野崎が公安内部の立場を守るのか、組織を離れて動くのか。ここが物語の推進力になります。



阿部寛の演技から見える伏線
野崎守は「目線」と「間」で多くを語るキャラクターです。前作でも、意味深に乃木を見つめる姿が視聴者の間で話題になりました。
その視線の理由は前作第9話で明かされます。北京大使館時代の後輩リュウ・ミンシュエンを任務中に失った過去があり、彼と乃木が重なって見えていたという説明でした。つまり野崎の「意味深な目線」には、すでに一度回収された伏線があります。
第2シーズンを見るときは、野崎が誰と目を合わせ、誰と合わせないかに注目してください。前作の例からして、視線は明確に意味を持たされています。
SNSでの考察の声
初回放送中、Xでは「#VIVANT」がトレンド1位を獲得しました。野崎関連では「新庄は野崎守に変装しているのでは…?」といった説も飛び出しています。
そのほか「急に爆発したのビビったあ」「ニュースで読まれていた豪雨と土砂崩れは何かの伏線?」など、初回から考察が一斉に動き出しました。前作同様「考察ドラマ」としての熱量は健在です。
(参照:マイナビニュース「『VIVANT』初回放送に”考察班”すでに動き出す」)
ピクの予想
ここからは私個人の予想です。野崎守は「基本は乃木の味方、ただし国家の利益が優先される場面では容赦なく切る」タイプで描かれると予想しています。
初回の空港シーンを見て、乃木への信頼と敬意は本物だと感じました。一方で、公安内部に内通者が2人残っている以上、野崎が自分の判断で情報を伏せる場面は必ず出てきます。味方でも敵でもなく「国家の論理で動く男」——これが野崎守の本質だと考えています。



放送情報・見逃し配信


「VIVANT」第2シーズンの放送・配信情報は以下のとおりです。
放送局:TBS系列
放送時間:毎週日曜 21:00〜21:54
放送開始:2026年7月26日(日)
放送期間:2クール(約半年)連続放送
見放題配信:U-NEXTで独占配信(地上波放送終了後、順次)
無料見逃し配信:TVer・TBS FREE(放送後 約1週間)
(参照:映画ナタリー「「VIVANT」第2シーズン1話(11話)を振り返る」)
なお、初回(第11話)の世帯平均視聴率は18.8%、個人平均視聴率は12.1%でした(ビデオリサーチ調べ・関東地区)。前作最終回の19.6%には届かないものの、7月期の民放連続ドラマでトップの数字です。
(参照:スポーツ報知「「VIVANT」第2シーズン初回は世帯視聴率18・8%の好発進」)
まとめ


今回は「VIVANT」第2シーズンの初回放送を踏まえ、野崎守(阿部寛さん)について味方説・裏切り者説の両面からまとめました。
ポイントは3つです。初回11話の野崎は乃木の協力者として描かれたこと。前作の3つの謎(ジャミーンの反応・最終回の笑み・公安内のモニター問題)は未回収であること。そしてキャラビジュの背景色で、野崎が明暗どちらでもない中間に置かれていること。
2クール連続放送という長丁場です。野崎の立場が動くとすれば、まだ先の話になります。各話の放送後に考察を追記していきますので、ぜひまた覗きにきてください。



【出典】MANTANWEB「解説:「VIVANT」残された謎 野崎守は”本当の味方”なのか? キャラビジュ背景で放送前から考察も」2026年7月25日配信/MANTANWEB「VIVANT:悪人説あった”野崎”阿部寛と”乃木”堺雅人の名コンビ復活に視聴者喝采」2026年7月26日配信/リアルサウンド/映画ナタリー/マイナビニュース/スポーツ報知/TBS公式サイト 日曜劇場「VIVANT」









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